【読み物】浴衣帯製造の当社が、マスク作りを始めた理由。 | Itokala(イトカラ)小杉織物【絹(シルク)マスク製造元】

ご来店いただき誠にありがとうございます。絹マスクとナノファイバー不織布の小杉織物株式会社でございます。

よくあるご質問

2020/04/24 11:40

     このたびは、小杉織物株式会社販売ページをご覧いただきありがとうございます。このページでは、当社がなぜマスク作りを始めたのかなどを紹介できればと思います。最後までお読みいただければ幸甚です。

 

 私たちは、福井県坂井市で、浴衣帯メーカーとして小さな町工場から帯をつくりはじめて創業50年。現在では、国内シェアNo.1の約90%を占めるようになり、年間約130万本を製造・出荷しております。浴衣帯、振袖用袋帯、名古屋八寸帯、男性角帯など年間600~700種類のデザインを新たに生み出してきました。



 そんな私たちですが、新型コロナウィルス感染拡大の影響は大きく、帯の注文がまったく入ってこない状態になりました。浴衣帯は、祭りをはじめとするイベントでの需要が大きいのですが、社会活動が停滞することで注文が無くなってしまったのです。

 

 24時間365日稼働していた生産ラインも大幅に縮小に追い込まれ、社員の出社も制限せざるを得なくなりました。まったく先が見通せない状況に陥ってしまいました。浴衣帯の約90%国内シェアがあるだけに、このままでは浴衣帯産業全体の衰退にも直結しかねないと頭を抱えていました。


 そんなとき、深刻なマスク不足のニュースが目に入りました。社員のため、そして社会のために何かできないかと考える日々だった私は、「帯で使う生地でマスクを作ったら・・・」と感触がガーゼに近いシルクの活用を思い立ちました。そこからは、実用化に向け試行錯誤の毎日が始まりました。

 

 糸は、数あるシルク糸から選りすぐり、マスクに一番適したものを見つけました。シルクは本来の性質で除菌作用が高く、雑菌の繁殖を抑える効果があると言われています。フィルターは、不織布の芯地(接着芯)を使用。外から内からの空気をしっかりと防ぎます。生地は、自社の織り技術を最大限に活かして作りました。すべて浴衣帯の”織り機”を使って製造しています。



 マスクの横幅が、帯の半分の幅と偶然一致したことも、織り技術を存分に使うことができた理由の一つです。不織布以外の生地はすべて自社で織っていることが、商品の特長でもあります。それぞれの部位に最も適しているシルク糸を選び、織りの技術を結集した生地を使用することで、

 

・息が楽

・高密度不織布フィルターをシルクで挟み込んだ安心の5重構造

・内側にもシルクを使用しているため肌に優しい

・保湿性が高く、乾燥を防いでうるおいを与える

・吸湿性が高く、メガネが曇りにくい

・洗って繰り返し使える          

※当社調べ


などの特長を持った「洗える絹マスク」の開発に成功。繰り返し使うことのできる、質の良い、安価なマスクを実現することができました。実際に私たちも使用していますが、とても満足度が高く、臭いも付きにくい、自信をもって送り出せる商品になりました。おかげさまで多くの方にご支持いただいております。



 皆さまのもとに直接お届けするため、完成直後の2020年4月9日に、当社で初めてのネットショップを立ち上げました。本ページをご覧いただけば分かる通り、素人同然で立ち上げた簡素なページですが、販売しているマスクは、小杉織物全社員が心を込めて作っているものです。お陰さまで、多くの励ましの言葉を頂戴しており、感謝の気持ちを胸に頑張って参ります。また、「こういうマスクがあったら嬉しい」というご提案も数多くいただいております。今後も浴衣帯で培った織物技術を駆使した高品質の商品を作って参りますので、ご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。