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2020/07/13 10:08
■浴衣帯No.1だからできる「高品質の絹マスク」
私たち小杉織物株式会社は、全国有数の繊維産地である福井県坂井市において、浴衣帯メーカーとして小さな町工場から帯を作りはじめて創業50年を迎えた企業です。現在では、国内シェアNo.1の約90%を占めるようになり、年間約130万本を製造・出荷しております。浴衣帯、振袖用袋帯、名古屋八寸帯、男性角帯など年間600～700種類のデザインを新たに生み出し、中国産と真っ向から勝負して、国内の伝統和装文化を担っております。現在は絹マスクの販売、製造も行っています。
■「小杉シルクマスク」誕生のきっかけ
新型コロナウイルス感染拡大の影響で浴衣帯の注文がまったく入ってこない状態となった2020年4月。ふと目に入った深刻なマスク不足のテレビニュースが大きな転換点となりました。「帯で使う生地でマスクを作ったら・・・」。帯生産のために在庫があったシルクの感触はガーゼに近く、マスク製造について試行錯誤する毎日が始まったのです。
糸は、数あるシルク糸から選りすぐり、マスクに一番適したものを使用。シルク本来の性質として除菌作用が高く、雑菌の繁殖を抑える効果があると言われています。また、「自然のエアコン」とも呼ばれる通り、調温性が高く、接触冷感の機能もあることが、公的機関での試験などを通じて分かってきました。また、マスクを必ず付けなければならないがゆえに辛い思いをしている肌荒れに悩む方々にも、皮膚科のお医者様も太鼓判を推す肌に優しいシルクを活用すべきだと確信するに至りました。
■「偶然」が重なり絹マスクが完成
絹マスクだけではマスクの機能面として弱いと考えていましたが、たまたま帯に使用する目的で工場の片隅に「不織布」（接着芯ではございません）があったことを思い出しました。外から内からの空気をしっかり防ぐフィルターとして、シルク生地に挟み込んで使用することにしました。また、ノーズワイヤーも同じように浴衣帯で使用する目的だったものを応用できることがわかりました。
また、マスクの横幅が帯の半分の幅と偶然一致したことも、大きなメリットとなりました。小杉織物が国内No.1を獲得できた多様な織り技術を、マスク生地にも応用できることになったのです。また、耳掛けゴムも、織機を使って自社生産できる道筋をつけることで「ゴムで耳が痛くなる」という声に対応できる「幅広ゴム」を独自に開発することができました。
このようにして誕生したのが「洗える絹マスク」です。現在は、シルクの接触冷感を生かして夏用の涼やか絹マスクや、織技術の多様性を生かしたさまざまなデザインのマスクも製造しております。
■口コミでいただいた高評価
弊社公式販売ホームページ「Itokala by 小杉織物」で、4月9日から販売開始以来、多くのお客様からご注文をいただくことができました。また、テレビ朝日、フジテレビ、TBS、日本テレビの東京のテレビ局が小杉織物の絹マスクをご紹介いただいたおかげで、直接お客様から叱咤だけでなく、高い評価をいただいた口コミ、商品レビューも多く頂戴いたしました。下記で一部をご紹介いたします。今後も皆様にご満足いただけるようなマスクを心を込めて作ってまいります。よろしくお願い申し上げます。
耳が痛くならなくて、絹だからか、息がしやすく、快適です、リピート購入です。
待ちに待った！ マスク、着けてみました。ひんやりした感触で、思ってた以上の品物でした。追加で、頼みたいと思います。
通常の不織布のマスクよりも、通気性がよく蒸れも少なく涼しいです。
つけ心地バツグンです。しゃべっても、マスクと口がひっつかず、快適です。以外と分厚く、菌もシャットアウトできる感じですが、ムレません。ありがとうございました。
通常の綿のマスクに比べて生地は少し厚手なので、これからの気温の高い時期には不向きかも。ですが、個人的にサイズぴったり！耳が痛くならない！口元に空間が出来る形になっていて息がしやすい！しゃべってもずれない！洗っても型崩れしない！しわにならない！肌に優しい！と、いいことしかない イトカラさん、ありがとう 嘘みたいなホントの話し。
思っていたより分厚い感じがしてちょっとがっかりしましたが、使ってみたら、この時期でも買い物に行く程度なら全く暑さも感じないし、口臭のにおいもなく快適です。寝る時も使っています。
商品が届き、早速主人と使っております。絹のマスクは、以前から使っていて良さもわかっていただので、今回の注文に至ったのですが・・・良い意味で裏切られました笑。張りのあるしっかりした作りで呼吸がしやすく、絹の優しい肌当たりで心地よい・・・極上品でした。こんなに良い品をありがとうございます。この商品の色マスクや柄マスクが出来たらな～と厚かましく思っています。是非ご検討くださいませ。
