福井県×岡山県 日本を代表する繊維産地の企業がコラボレーションした「デニム×マスク」。 | Itokala(イトカラ)小杉織物【絹(シルク)マスク製造元】

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2020/10/27 09:47

 浴衣帯など和装製造の小杉織物株式会社(福井県坂井市、小杉秀則社長)と、デニム衣料製造の青木被服株式会社(岡山県井原市、青木茂社長)は、日本を代表する繊維産地のコラボレーションによる商品開発を目指し提携しましたのでお知らせいたします。第一弾として、コロナウイルスの再流行が懸念される今冬に向け、小杉織物のシルク生地、青木被服のデニム生地を活用した「デニム×シルクマスク」を、両社のECサイトで販売開始しました。コロナ禍の影響が続く国内の繊維産地のメーカーが連携し、より良い商品を提供することで、産地の活性化にも貢献してまいります。

 

 小杉織物は羽二重、絹織物といった織物の一大産地である福井県において和装帯を中心に製造。特に浴衣帯分野では価格、品質競争で中国産に打ち勝ち、国内シェア90%を獲得しております。青木被服は高品質な国産デニム生地の産地である岡山県において、デニム製品を生産。自社ブランド「FAGASSENT(ファガッセン)」は、パリやミラノでも高評価を得ています。

 

 両社はこれまで受注生産を主軸としてまいりましたが、コロナウイルスの影響で受注が激減。今春には自社の縫製技術を生かした布マスク製造およびECサイトでの直販事業にそれぞれ乗り出しました。小杉織物の「涼やか絹マスク」、青木被服の「デニムマスク」は、マスメディア等で大きな話題となり、コロナ禍において地方で生き残りを懸ける中小企業として注目を集めました。

 

 コロナ禍で大打撃を受けつつも技術力を生かして生き残りを図るストーリーが類似している両社が、産地間連携によって国産繊維商品の新たな価値を創出することを目的に提携しました。高品質の国産布マスクはもちろん、今後は両社の本業領域でも新商品開発でタッグを組んでまいります。デニム生地を活用した浴衣および浴衣帯、シルク生地を取り入れたデニム衣料製品など、お客様に新たな提案ができる商品を検討してまいります。

 

小杉織物×青木被服のデニム×シルクマスク

 

 提携第一弾として発売中の「デニム×シルクマスク」は、表地に青木被服のデニム生地を、裏地に小杉織物のシルク生地を使用。デニム生地は、糸の段階から染料を浸透させ色合いを保持する「反応染め」と呼ばれる特別な染色方法で織られたもので、何度洗っても殆ど色落ちがしないのが特徴です。染色には地元の小田川の上質な水を使用することで、なめらかな色合いときめ細やかな質感に仕上げています。 シルク生地は、小杉織物自社工場で織ったマスク専用のもの。同社独自の「特殊メッシュ織」技術により、絹本来が持つ肌がよろこぶ質感に加え、通気性、快適性が増すように工夫しています。耳ゴムも同社工場で織っております。

 

 また、デニム生地、シルク生地の間に、一般的な不織布フィルターと東洋紡製の高機能抗ウイルスフィルター「ヴァイアブロック」の計2枚を挟み込んだ4重構造とすることで、これからの季節にも使いやすいようにしております。「デニム×シルクマスク」の縫製は、今年4月から累計80万枚を販売してきた小杉織物が担います。